投資の旅行記

投資(資産運用)は旅のようなもの。「旅としての投資」を通じて、日々感じたことや考えたことを記していく個人的な「旅行記」ブログ。

金融緩和バブルの力学

前回の記事を書いてから随分と時間が経ってしまった。 簡単に、それ以降の「旅」を振り返っておきたい。 2018年終盤の振り返り 2018年の世界株式市場の下落は、結果的にはFRBの姿勢転換によって半ば呆気なく反転し上昇トレンドとなった。 巷では「2019年は(…

世界同時株安における投資戦略

日経平均の動きが荒い。 荒い、というよりも、今までがマイルド過ぎたのかもしれない。元々日経平均は他の先進国に比べボラティリティが高い。市場の不安が高まれば売られ、また好感が始まると買われる。よく言えば景気敏感市場であり、悪く言えば自立性のな…

ついに崩れ始めたAmazon株

Amazon株の急落 長らく米国市場の上昇相場を牽引してきたAmazon(ティッカーシンボル:AMZN)が、ここに来て急落している。9月前半の高値をピークに、10月から本格的な下げに転じて一時は30%超の下落。他のハイテク銘柄も同様に急落しているが、Amazonは過去の…

市場キーマンたちの相場観

キーマンの相場観が割れている 2008年9月15日のリーマンショックからもうすぐ丸10年。危機以降の復興から現在に至る景気拡大局面も長期の部類に入ってきている。 2018年も後半になり新興国を中心に弱気相場入りの動きも出てきているが、世界のマーケットの中…

世界のマネーは今、どこに向かっているのか?

新興国資産の動きが荒い。 いや、新興国に限らず、相対的に高リスクと言われる資産で下げ圧力が強まっている。 2017年は投資家にとって非常に好都合で快適な環境だった。ボラティリティは低く、そして株価は上がる。チャートを振り返ってみると興味深い。 世…

連日の不祥事ニュースの背後にあるもの

ガバナンス欠落による不祥事のニュースは何を表しているのか? 最近、不祥事のニュースが続いている。特にガバナンス欠如が露呈したケースが多い。 「忖度」によって一線を越え捏造や汚職へと走った役所/官僚、営業数字達成のために不正融資に手を染めた地方…

Amazon株を売却

18ヶ月でS&P500の5倍上昇したAmazon 先日、保有していたAmazon(ティッカーシンボル:AMZN)株を半分売却した。2017年1月に少額購入してから9月までかけて押し目買いを続け、その後そのまま保有してきたもの。売却時のリターンは +91%(為替含めると+89%)だ…